せっかくシンガポールにいるんだから、子供は英語環境のインターナショナルスクールで学ばせてバイリンガルに育てたい。グローバル社会で活躍できる子にしたい。そう思う親は多いのではないでしょうか。
子供が大人になる時代には日本社会も大幅に変わり、海外で働かないと勝負できないかもしれませんもんねしかし、周りの家族はどのようにインターナショナルスクールか日本人学校かを選択しているのでしょうか。
それでは今回のお悩みはこちら。
日本人学校・インターの学費がそれぞれどれぐらいかかるの?
小学校選びで日本人学校かインターナショナルスクールのどちらに入るかはみんな何で決めているの?
それではまずは学費についてみていきましょう。

日本人小学校の授業料について
シンガポール日本人学校(チャンギ校)
1966(昭和41)年開校の日本の教育カリキュラムに従い、日本文化と言語の継承を目的とした小学校です
【年間の授業料】 $ 8,280 約83万円 (2023年2月現在)
日本人学校も「私立」なので日本と比べるとやっぱりに高いですよね。
それではインターナショナルスクールを見ていきましょう。
主なインターナショナルスクールの授業料
シンガポールには、多くのインターナショナルスクールがあります。
今回は、私の友人が行っているインターを紹介します。
特に、幼稚園から高校までのカリキュラムがある学校で、大規模な設備を持つ学校ですね。
有名どころだと思います。

名門インターナショナルスクール
SINGAPORE AMERICAN SCHOOL: シンガポールアメリカンスクール
シンガポール・アメリカンスクールは、米国のカリキュラムを提供するインターナショナルスクールとして1956年に開校した伝統的な名門校です。
【年間の授業料】 $36,950 約370万円 (2023年2月現在)
UWCSA: ユナイテッド・ワールド・カレッジ・サウスイーストアジア
本部をロンドンに置く非営利の国際学校の東南アジア校。 1971年に開設された、世界的名門校です。意外と日本人の比率が多い学校です。この学校の卒業生、小林りんさんが創設したISAKが 2017年に日本初のUWC加盟校として承認されています。
【年間の授業料】 $51,222 約510万円(2023年2月現在)
Australian International School: オーストラリアン・インターナショナルスクール
1993年に創設された学校です。 ケンブリッジIGCSEと国際バカロレア(IB)カリキュラムを実施。
【年間の授業料】 $45,360 約450万円

リーゾナブルなインターナショナルスクール
それでは、次に近年シンガポールに登場したお値打ち? インター校をご紹介致します。
こちらに行っている子は多いです。日本人学校から転校した子もいます。
One World International School ワンワールド・インターナショナルスクール
2017年に設立された新しい学校です。カリキュラムは、ケンブリッジIGCSEと国際バカロレア(IB)です。東南アジアを中心にインター校運営を行っている Global Schools Foundationが運営。
【年間の授業料】 $21,342 約210万円
Middleton International School by Eaton House ミドルトン・インターナショナルスクール
シンガポールやアジア各国で幼稚園やインター校を運営するイートンハウスが 、
比較的授業料の安価なインター校を、2017年に設立しました。
【年間の授業料】 $20,155 約200万円 *タンピネス校の場合
ACS(International)
創立から、130年の歴史を誇るシンガポールの名門校、 アングロチャイニーズスクール系列のインター校です。アメリカやイギリスの名門校受験を目指す、 海外からの留学生が多いのが特徴です。
【年間の授業料】 $25,521.5 約250万円

日本人学校・インターのメリット・デメリット
次に検討するときにどのような観点で考えれば良いの?ってことですが、まずはそれぞれの学校のメリット・デメリットを整理しました
日本人学校のメリット:
日本語教育の充実: 日本語での授業が中心で、日本の教育カリキュラムに沿った学習が可能です。
日本の文化・伝統の継承: 日本の文化や伝統行事を大切にしており、子供が日本のアイデンティティを保つのに役立ちます。
帰国後の学校への適応が容易: 日本に帰国した際、日本の学校システムへの適応がスムーズになります。
インターナショナルスクールのメリット:
多文化環境: 学生は多様な文化背景を持つ同級生と交流することで、国際的な視野と理解を深めることができます。
英語力の向上: 英語での授業が多いため、英語力が自然と向上します。
グローバルな教育カリキュラム: IB (International Baccalaureate)など世界共通の教育プログラムを提供しています。
多文化への適用とかグローバル化してほしいとか子供の将来を考えるとやりたいことはいっぱいありますが、やっぱり帰国後まで考えて選択する必要がありますよね。
検討すべきポイント
次に周りの家庭がどのような観点で学校選びをしているかをまとめてみました
検討ポイント
将来の進路: 子供が将来どの国で学び、働くかを考えると選択の一助となります。
言 語: 家庭で話される言語、子供が将来話すことが期待される言語を考慮する必要があります。
費 用: インターナショナルスクールは学費が高額なことが多いですが、教育の質と環境を重視する家庭には適しています。
教育システムとカリキュラム: グローバルスタンダードな教育か、日本の教育システムを希望するか。
考え出すとほんとに難しいですが、色んな方(日本人のみならず)と会話すると学校の選択肢が多い分それぞれの家庭で重要視するところは異なりますね。

我が家のパパスタイル
それでは我が家は。
最終的に子供の希望もあり、日本人学校にしました。
私はさんざんインターを推したのですが、日本の小学校を3年間やってきた長男にはいきなり初めての土地で友達もいない中、言語もわからないクラスに行くのは嫌とのことで。
インターに入れるなら小学校1年生からいける子が良いんでしょうね。
ちなみに長女と次男はローカル幼稚園に入れました。
日本人学校に行っても、シンガポールにいると英語が必要なので、別で英語を勉強し、インターの子は将来の日本帰国のことも考え、放課後日本語を勉強しと。結果バイリンガルの子供になる確率はかなり高いです。
ハーフのお友達は「学校がインターで英語しか話さないから一緒に遊びに行こうよ。でうちの子供と日本語で会話して」なんてお願いしてきますし。
どっちの言語がメインになるかを考えるかを考えて選択するのが良いのかと思います。あと最大は子供が元気に通ってくれることですね。
ちなみに日本人学校のほうが休みが少なく(日本と同じ日数登校)で朝7:00前にはどの家庭もお弁当持たせて出発です。
日本の時より早起きになりました。
以上、参考になればうれしいです。今日はここまで。最後まで読んでいただきありがとうございます。
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