シンガポール駐在員 本帰国の際にやること(手続き編)

本帰国飛行機 シンガポール生活術

年度末になり、企業の都合や子供の受験、進学のため日本に本帰国する方が増えてきました。
やはり任期がある仕事であったり、子供の将来を考えたりで、異動が多いのがシンガポール駐在の特徴です。

あやパパ
あやパパ

シンガポールは日本人にとって住みやすいし、日本人人口多いですよね

シンガポールの日本人数を調べてみました。

シンガポール 在留邦人数 31,366人 第11位 (第1位 米国 414,615人)
        うち永住権  4,593人

海外在留邦人数調査統計 政策課 令和5年(2023年)10月1日現在

約25,000人くらいが駐在期間平均3年で入れ替わるので、年8,000人が「本帰国」か「スライド」となるわけですね。多いわけだ。

そこで、今回は「本帰国」が決まった際に何をしなければいけないか、周りの友達に聞きながら調査しました。

明日は我が身ですね。というわけで今回のお悩みはこちら。

 

・本帰国が決まったら何から始めればよいの?

・帰国してもそのままにしておいて良いものはなに?

今回は、まずは手続き上で気にしなければいけない点を整理しました。

第二弾では、シンガポール駐在員 本帰国の際にやること(旅行・送別品)をお伝えします。

結論、

住居の契約状況確認、引越し手続き、銀行口座の整理、転校手続き、水道・電気の手続き、WIFI関連の手続きを始めましょう。

それでは詳細説明していきます。

本帰国が決まった際にやること(手続き関連編)

それではまず、手続き関連の概要を整理します。

詳細は別途記載していきます。

住居の解約手続き

駐在終了に伴い、賃貸契約の状況を確認・解除し、敷金の返還を受ける必要があります。これは会社の制度を確認し進めましょう。

家の修繕:

シンガポールは「原状回復」が鉄則です。居住開始した際に撮った写真を探し、確認しましょう

。   

引越し荷物の整理

帰国に必要な荷物と現地で処分すべき荷物を選別し、国際引越し業者を通じて荷物を日本に発送します。駐在時もやって散々苦労しましたが、それを思い出しながら。

銀行口座の整理

シンガポールでの銀行口座を解約条件を調査しましょう。基本帰国後で良いです。

学校の転校手続き:

子どもがいる場合、現地の学校から転校に必要な書類を取り寄せ、日本の学校への入学手続きを行います。

水道・電気・Wifi契約の手続き

契約書や利用規約を再確認し、解約手数料やその他の条件がないかを確認しましょう。帰国の日程が決まったら、できるだけ早めに各サービスプロバイダーに連絡を取り、必要な手続きの詳細を確認しましょう

それではそれぞれ詳細を確認していきます。

住居の解約手続き

各コンドミニアムの契約書を確認していただく必要ありますが、一般例を記載します。

解約条項の確認
契約書内の解約条項: 契約書には通常、中途解約に関する条項が含まれています。この条項は「Diplomatic Clause」や「Early Termination Clause」と呼ばれることがあり、解約条件、必要な通知期間、違約金等の詳細が定められています。


Diplomatic Clause: シンガポールでは、外国人駐在員向けに「Diplomatic Clause」が設けられていることがあります。これは、転勤や帰国などで契約を途中で解除する必要が出た際に、特定の条件下でペナルティなしに解約できる特例です。

通常、最低居住期間(例: 12ヶ月)の達成後に適用されます。

通知期間と違約金
事前通知: 中途解約を行う場合、契約書に記載されている通知期間を守る必要があります。通知期間は通常、1~2ヶ月です。


違約金: 中途解約に際して、残りの賃貸期間に応じた違約金が発生することが一般的です。この金額は契約条件により異なりますが、しばしば数ヶ月分の賃料に相当します。

家(コンドミニアムの部屋)の修繕

契約解除時には、物件を「原状回復」に近い状態で引き渡す必要があります。通常、入居前に行われた物件の状態を記録したチェックリストや写真が参考にされます。

場合によっては退去前にプロフェッショナルにお願いする必要があるようです。

清掃業者の使用判断
清掃が実施されていないために、大家がプロフェッショナルな清掃サービスに支払った費用が借主に請求されるケースがあります。

例えば、一般的な2ベッドルームのコンドミニアムでプロの清掃に500SGDから1000SGDがかかるため、これが直接借主に請求されるか、デポジットから控除されることがあるようです。

引っ越し荷物の整理

ここは駐在する際にすでにやっているので、作業が早いと思います。

あ。。もう一回やるか。。と思うのが厳しいですが。

荷物の棚卸し
アイテムのリストアップ: 所持品を一つひとつチェックし、荷物の全体像を把握します。

これには、衣類、書籍、電化製品、家具、キッチン用品など、あらゆるアイテムが含まれます。

必要性の評価
各アイテムについて、帰国後も必要かどうかを検討し、持ち帰るものとそうでないものを決定します。不要なアイテムは、売却、寄付、または廃棄することを検討します。

引越し業者の手配
持ち帰る荷物の量が決まったら、引越し業者に見積もりを依頼します。サービスの範囲、費用、輸送日などを検討・確定します。

銀行口座の管理

帰国する際、銀行口座を解約するかどうか検討するかと思います。

*今回は私が使用している UOB One accountの確認です。時間があるときOCBC,DBKも確認しておきます。

UOBは日本からオンラインバンキングできますし、解約もできます

なので特に急いで解約をする必要はないと思います。

特にクレジットカード、光熱費や電話支払いなどの最後の支払いが完全に完了するまで何があるかわからないので、日本に帰国後まで口座はあったほうがいいですよね。

口座維持のポイント
・日本帰国しても口座維持は問題ない

・OTP(One Time Pass)のために新しい携帯番号を登録するはある(日本の番号でOK)

・住所変更も行う必要がある、Online Bankingで可能

・解約は日本からも可能

解約方法と口座維持規定

・解約方法:解約申請書を請求、記入後本紙をUOBに郵送が必要

・最低預入 SGD 1,000 下回ると SGD 2 /月の口座費用がかかる

・6ヶ月間取引ないとinactive accountとなるが、取引をすれば通常のactive accountに戻る

クレジットカードについても、日本帰国後もそのまま使えるとのことです。
住所を変更しておけば、更新の際には新しいカードが日本に郵送されてくるとのことです。

学校の転校手続き

一般的には以下の手順で進めます。詳細は各学校ごとに規定があるようなので、個別に確認をお願いします。

退学の意向の通知
帰国が決定したら、できるだけ早めに学校の担任教員や学校事務所に退学の意向を口頭または書面で通知します。学校によっては、退学予定日の数ヶ月前に通知することを要求している場合もあります。

退学届の提出
退学届の書式: 学校が指定する退学届の書式を使用します。この書式は学校の事務所から入手できることが多いです。

私の子供が通っている日本人学校については以下の記載があります。

退学にかかる諸手続の都合上、 退学届は退学希望日1ヶ月前までに事務局に提出してください。 ※退学届提出日を基準として、過払い期間(授業を一度も受けない月)の授業料がある場合は、1か月単位で返金します。

水道・電気・Wifi契約の手続き

こちらも一般的には以下の手順で進めます。詳細はサービス会社ごとに規定があるようなので、個別に確認をお願いします。

水道・電気(SPサービスの場合)
解約通知の期間:
解約を希望する日の少なくとも1ヶ月前には、SPサービスへ解約の意向を通知する必要があります。解約日を正確に伝えることで、最終請求書の準備がスムーズに行われます。


デポジットの返金:
契約時に支払ったデポジットがある場合、最終請求の支払い後に返金されることが多いです。返金方法や手続きについては、SPサービスへの確認が必要となります。

Wifi契約(StarHubの場合)

解約通知:
Starhubに対しても、解約を希望する日の少なくとも30日前に解約の意向を通知することが一般的です。公式ウェブサイトやカスタマーサービスを通じて、解約手続きが出来ます。

機器の返却:
レンタルしたルーターやモデムなどの機器がある場合、指定された期限までにこれらを返却する必要があります。返却方法や期限については、Starhubからの指示に従ってください。

まとめ

以上、本帰国が決まった際にやること(手続き関連編)を記載していきました、

駐在した時の引越しを思い出しましたが、帰国の際もやること多いですね。

いかがでしたでしょうか。

シンガポール駐在員 本帰国の際にやること(旅行・送別品)も作りました。

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本日はここまで。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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